プランも固まってきていよいよ事前調査に入っていきます。
事前調査というのは地域の役場に行って、そこの土地にはどういったものが建てられるのか、又建てるためにはどういった申請が必要なのかを調べていきます。
山中湖村役場の企画まちづくり課に行って建蔽率、容積率や高さ制限などを調べて、事前に協議が必要な内容の確認をしてきました。
土地情報の確認
ここの土地は2000㎡を超えるため、道路、隣地境界から5mのセットバックが必要とのことでした。
この辺の情報は、土地の購入時に不動産屋さんも教えてくれる内容なので、購入時に確認しておくと良いでしょう。
山中湖の景観法の例
山中湖村には景観法という条例があり、これはリゾート地などによくある条例になります。
山中湖の自然風景を損なわない景観の建物にしましょうという条例です。
外観の色彩には指定があり、屋根は灰黒系色または焦げ茶色とし、彩度6以下、明度2以上にしましょうとか、外壁は茶系色、ベージュ色、クリーム色、灰系色にしましょうといった内容です。
事前協議の後に資料作成
事前に協議が必要で色が決まったら資料を揃えて提出する流れになります。
今回は簡易宿所として申請をするため、保健福祉事務所の衛生課でも話を聞いてきました。ここでは、
- 施設の規模
- 宿泊の人数
- トイレ、浴室の数
- 食事の提供があるか
- 受付の場所があるか
- 下水環境
- 上水環境
の確認を行なって、ここで問題があれば指導をいただいてプランを変更していく流れになります。
今回はプランに問題はなく進めていける内容でした。
現地視察
現地も行ってきました。
少し雪が降っていて、まだまだ雪が残っている状況でした。
現地では、施工の前打合せと、浄化槽も申請が必要になるので浄化槽の品番を控えてきました。