コンテナハウスの品質
quality
私たちが取り扱う建築用コンテナについて
building container私たち「コンテナワークス」で扱う建築用コンテナ必要に応じRグレード工場にて製作いたします。
Rグレードとは
国土交通省指定性能評価機関である日本鉄骨評価センターが、以下の評価基準をを厳正に評価、審査を行い、S、H、M、R、Jに区分し 認定した「鉄骨製造工場認定」のことを言います。
- 品質管理体制(組織、管理技術者)
- 社内基準の内容
- 製造設備・検査設備の種類と管理
- 製作実績および研究開発能力
- 製作および品質管理の実施状況
Rグレードは、400N級および490N級炭素鋼で、板厚32mm以下の鋼材に対応できるグレードです。
5階建て以下、延べ床面積3,000㎡以内、高さ20m以下までの建築物が製作可能となります。
日本の建築法では、設計図書に認定工場の指定記載がある場合、該当グレード認証工場での鉄骨製作が必要。また、公共建築工事では、大臣認定を持つ鉄骨製作工場の起用は必須と言っても過言ではないと思われます。
コンテナワークスでは、Rグレード認証工場で建築用コンテナを製作しています。ただし、グレードは、あくまで鉄骨製作工場の加工能力及び品質管理能力等を示す一つの基準です。
実際には、溶接部分などの品質管理体制も重要。ですので、コンテナワークスではUT自主検査100%はもちろん、第三者抜取検査にも対応しています。
取り扱うコンテナの品質について
container quality
私たちが取り扱うコンテナは建築基準法を全てクリアしたものとなります。
制作工場での自主検査については100%の抜き取り率をお約束します。
また、工場での第三者検査については、工事管理者様のご指定に合わせてご対応致します。
コンテナワークスで扱う建築用コンテナは建築基準法に則り、
以下の規格に準じたものとなります。
- 日本規格協会「日本工業規格JISハンドブック」(鉄鋼Ⅰ・Ⅱ、溶接Ⅰ・Ⅱ)
- 日本建築学会「建築工事標準仕様書 JASS6 鉄骨工事」
- 日本建築学会「鉄骨工事技術指針・工場制作編」
- 日本建築学会「鉄骨精度測定指針」
- 日本建築学会「鋼構造建築溶接部の超音波探傷検査基準・同解説」
- 日本建築学会「高力ボルト接合設計施工ガイドブック」
- 鉄骨制作管理技術者登録機構「突合せ継手の食い違い仕口のずれの検査・補強マニュアル」
- 日本建築センター「冷間成型角形鋼菅設計施工マニュアル」
その他、高品質のコンテナを製造するためにさまざまな検査、確認を実施しています。
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UT検査
完全溶け込み溶接部分について、工場での自主検査抜き取り率は100%はもちろんの事、第三者機関検査もご対応致します。
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工場での仮組み検査
出来上がったコンテナを工場で仮組して、サイズなど問題が無いか確認致します。
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製造の中間立会い検査
構造体が組みあがった段階で、溶接部分に問題が無いかUT検査を含めた中間検査を行います。こちらの検査については免許保持の有資格者が 行います。
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工場出荷前の最終検査
コンテナ完成後には商品の品質確認を含めた完了検査を行います。
品質保証書類について
コンテナワークスではこちらの品質保証書類のお渡しを約束しております。
使用するJIS鋼材のミルシート(材料証明書)
主要部材の材質の確認には必須の書類となります。材料検査表に記載されるJIS鋼材については、全てこちらの書類を発行致します。
材料検査表
コンテナの構造躯体に当たる鋼材は全て、こちらの検査表に記載されます。ミルシートと合わせて発行する事によって、材質の確認を徹底し たものにします。
溶接部分の非破壊(UT)検査証
製作工場では抜き取り率100%、第三者機関では任意の抜き取り率にて検査を行います。両検査において検査証を発行致します。
寸法検査証
主要部の寸法を測定し、「製品寸法公差基準」で設定された許容値内で有る事を確認します。
外観検査証
製作図面通りの寸法で有る事を確認。 - 傷、変形、その他有害な欠陥が無いこと クラック、ピンホールが存在しないこと 溶け込み不足が存在しないこと スパッタが著しくないこと スラグが完全に除去されていること - 上記内容を確認し、外観検査証として発行致します。