目次
コンテナハウスの壁
ゴツゴツとした鉄の外壁
コンテナハウスの外壁は基本的にはゴツゴツとした無骨な鉄の壁になります。
レンガタイルやウッドパネル、外装パネルなどを用いて雰囲気や見た目を変えることも可能です。
断熱材とボードの内壁
コンテナハウスの内装は普通の木造住宅と変わらない内壁にすることができます。
またコンテナの無骨な見た目を内装にも残したいという方もいらっしゃるので、一部をコンテナの無骨さが残る鉄壁のままで、他の部分は通常の壁の工事を施すというケースも少なくありません。
コンテナハウスの壁は変えることも可能
パネルや窓ガラス、他素材の壁
上でもお話しましたが、コンテナハウスの壁は基本的にゴツゴツとした鉄の外壁ですが、壁を抜いてパネルを用いたり大きな窓をはめ込んだりすることでいわゆる「コンテナの壁」ではなくすることも可能です。
通常の壁、ウッド調、ハイブリッドなど
普通の木造住宅のような外壁にしたり、柔らかい雰囲気のウッド調の外壁にしたり、コンテナと他の素材のハイブリッドにしたりなど、希望によっていくらでも個性が出すことができます。
コンテナハウスの壁の製作について
工場でコンテナ製作
弊社ではコンテナはあらかじめ工場で製作します。量産されたコンテナではなく、希望を元に設計された建築用コンテナを工場で製作して現地に運ぶので、コンテナの製作段階からドアや窓などの開口部が開けられ補強もきちんと行われます。
またここでコンテナの外壁の色が決まる塗装工事も行います。
内装も工場で行うことも
この段階で内装の工事もある程度、工場で施工しているケースもあります。
早い段階で内装が変更ができなくなるデメリットはありますが、工場でまとめて工事が行えるため費用を安く済ませやすいというメリットがあります。
内装工事の手順としては、内装用のボードを貼るための軽量鉄骨の下地(LGS)、そして断熱材を貼る工事を行い、壁となる石膏ボード(PB)を貼り付けて内装の壁ができあがります。
建設現場での壁工事
建設現場にはすでに外壁が完成した状態で運び込まれるので、現地ではコンテナを積み上げたり組み合わせたりなどの設置工事を行います。
木造とハイブリッドにする場合は骨組みとコンテナ部分だけ工場で製作し、現地で木造部分の工事や木材の取り付けを行います。
コンテナを運んできてから内装を行う場合は上の内装工事の手順を行います。
窓やサッシなどは内装と同様で、工場で取り付ける場合もありますし、現地で取り付ける場合もあります。
コンテナハウスの壁まとめ
コンテナハウスの壁は意外に自由なんですね。
はい、外壁やパネルなどを使うと外壁断熱も同時にできるので、結露しにくいメリットなどもありますよ。
そうなんですね。でもやっぱり費用は通常のコンテナハウスよりかさみますよね。
通常のコンテナ製作に比べるとやはり費用はかかりやすいと言えますね。こだわりや外観、断熱に気を遣いたい人は、このような施工が可能か、費用がどのくらいかかるのかも確認しておいた方が良いかもしれませんね。