

カーテンウォール工事について
カーテンウォール工事とは
カーテンウォール工事とは躯体(骨組み)に、あらかじめ工場で製作された外壁を取り付ける工事です。カーテンウォールは部材次第で様々なデザインや形状のものをつくることができます。
「カーテンウォール」とは
カーテンウォールとは建築物の取り外しが可能な壁のことで、建築物の荷重を直接負担していないという特徴があります。そのため高層ビルなどで使用されることが多いです。
カーテンウォールを使用している場合、建築物の荷重を壁が負担しないので主に柱や梁、屋根で支えることになります。
カーテンウォールの種類
メタルカーテンウォール
メタルカーテンウォールとは、金属フレームとパネルでつくられたカーテンウォールです。金属フレームにはスチール、アルミニウム、ステンレスなどが使用されます。
メタルカーテンウォールにも、パネルタイプとマリオンタイプと種類があります。
パネルタイプはフレームにパネルが結合されてある状態ではめ込む方法で、マリオンタイプはたて枠を先に骨組みに取り付けてからパネルやガラスをはめ込む方法です。
PCカーテンウォール
PC(プレキャストコンクリート)カーテンウォールとはコンクリート製のカーテンウォールで、メタルカーテンウォールよりも一枚一枚が重くなります。
建築物の周囲に作業用の足場を設置することなく室内側からの作業で外装を仕上げることができます。
PCカーテンウォールの主なタイプとしては、パネルタイプとスパンドレルパネルタイプがあります。
パネルタイプはパネルの中に窓枠などの建具が収まっている状態の方法で、スパンドレルパネルタイプは各階の梁などに取り付けられ、パネルの間に窓の建具などをはめ込む方法になります。
カーテンウォールの取り付け手順・流れ
大型のカーテンウォールパネルは専用のタワークレーンにパネル設置用の器具を取り付けて行います。
- クレーンに専用器具を取り付け
- カーテンウォールパネルを器具に取り付ける
- クレーンで所定の位置まで吊り下げる
- 1次ファスナーと2次ファスナーを固定
1次・2次ファスナーとは、躯体(骨組み)に取り付けるためにあるパネルの金具部分のことで骨組みに近い方から番号で順序が設けられています。ファスナーは駆体にパネルを固定するだけでなく、パネルの変形や伸縮の吸収をする役割も担っています。
関連記事
コンテナワークス/CONTAINER WORKS
コンテナハウス企画・製造・販売に関わり、「見慣れたものではなく、面白いものをつくることができる」ことを知ってほしいと、コンテナワークスから情報発信していくことになりました。