日本の建築基準法は非常に厳しく、海外は日本よりも緩い国も多いため、コンテナハウスデザインも非常に多岐に渡っています。
日本の建築基準法が厳しいのは世界でも稀な地震大国だからです。地震大国である以上、建築基準法が緩くなることは今後もあり得ないので、あくまで日本の法令順守でコンテナハウスをデザインしていかなくてはなりません。
しかし弊社ではここで紹介するデザイン位はできる構造的な裏付けをとっています。
コンテナ建築には固定概念を吹き飛ばすだけのことができるようになっています。
写真にみるコンテナアート
紹介している写真では世界的なメーカーであるPUMAのコンテナハウスもありますし、20フィートと40フィートを組み合わせたアクロバティックなデザインもあります。階段上に重ねているコンテナハウス、キャンプ場に置いても違和感のないコンテナハウスもあります。リゾートにも合うでしょう。
このように様々な外観を作り出すことができるコンテナハウスは今後色々なところで見られるようになるはずです。
- リゾート施設
- キャンプ場
- グランピング
- 賃貸物件
- ポップアップショップ
- イベント会場
- 観光案内所
コンテナハウスの可能性、デザインは無限大です。
グランピング、キャンプとの相性の良さ
最近ではグランピングが非常に流行っていますが、星野リゾートの星のや富士に見られるグランピング施設はまさにコンテナで造るにピッタリな構造です。
グランピングやキャンプとコンテナの相性の良さに、今後どんどん広まっていくでしょう。
バーベキュー、焚き火、ワイン、温泉。あくまで快適な空間の中で、ゆったりとした大自然を感じ、楽しむ。そうした遊びにコンテナハウスは今度大活躍していくでしょう。
常設のテントの代わりにコンテナハウスを設置し、バーベキュースペースや団らんの場所を作るのはどうでしょう。または管理人室にしてもいいでしょう。
景観を壊さず、まるでキャンピングカーの荷台のみを置いているかのような自然さと、それがコンテナハウスであるという特別感が生まれます。
この写真のようにテントはテントとして設置し、生活に必要なものは全てコンテナハウスに入れておく。お風呂やシャワー、トイレを設置してもいい。
実際に世界のグランピングの形態は日本のテント形式ばかりでなく、キャビンやコテージ、ツリーハウスやトレーラーハウスなどが活用されています。
重鉄骨で耐震強度が高いコンテナハウスは、そのデザイン性の高さからもグラインピングやキャンプにも非常に相性のいい建築物です。
今後はリゾート、グランピング、キャンプなどアウトドアにも積極的に利用されていくと考えています。
コンテナの特徴的な外観すらも消すことができる
「でもやっぱり見た目がコンテナじゃないか」と思われた方。コンテナに外壁断熱を施せばコンテナの面影は一気になくなります。
コンテナ建築をする方はコンテナの質感を求めて施工する方が多いので、外壁断熱で隠してしまうことは少ないのですが、ローコスト低価格で重鉄骨建築を作りたいが、コンテナの外観はできる限り消したいという場合には外壁断熱で隠してしまいましょう。
内断熱でも十分な断熱効果が実証されていますが、断熱効果はより高くなり、快適性はアップします。
コンテナの外観がネックと考えている場合にも全く問題はなくなります。