コンテナハウスというと、建てた後に必要な維持費やメンテナンス費用も気になりますよね。広さやどんなコンテナハウスを建てるかによってだいぶ違ってきますが、目安となる維持費用や、どんな費用がかかるのかを説明してきたいと思います。
目次
コンテナハウスの維持にかかる費用
一般的な住宅と大きくは変わらない
コンテナハウスだからといって特別大きな維持費用がのしかかってくるわけではありません。
設備などはほとんど変わらないので、メンテナンスや維持にかかる費用も一般的な住宅とそこまで大きくは変わらないと言えます。
一戸建てなら10~20万円程度
一戸建てのコンテナハウスなら、一般的に合計10~20万円程度と言われています。
ただしあくまで目安なので、広さやコンテナハウスのつくりなどによっても変わってきます。
マンションやその他の目的で使う場合
またマンションや住宅以外の目的でコンテナハウスを使う場合には、管理費や清掃費、設備管理などの費用もプラスされるため、住宅よりも多くの維持費がかかることは知っておきましょう。
コンテナハウスにかかる維持費の種類
固定資産税
固定資産税とは、土地や建物などの固定資産を持っている人に課せられる税金です。年に一度徴収される税金で、固定資産評価基準によって固定資産税の金額が決定されます。
固定資産税額
= 固定資産税評価額 × 税率(1.4%)
固定資産税は上記の計算で導くことができます。固定資産税評価額はおよそ、土地や家屋の価格 × 70%の値になりますので、気になる方は計算してみましょう。
都市計画税
都市計画税もまた特定の市街化区域内に土地や家屋を所有する人が支払う税金です。
固定資産税と同様、固定資産税評価額を基準に税率が計算されますが、1.4%の固定資産税に対し、都市計画税は0.3%と税率が低く設定されています。
修繕費
コンテナハウスの修繕費は時間が経つとともに防サビ加工やシロアリ対策、雨漏りなど、一般的な住宅と同じになります。
またウッドデッキや屋上緑化などがある場合、修繕費はかさみます。
火災保険料
コンテナハウスは建築物の一つなので、火災保険に加入します。火災保険料は月数百円、1年でも数千円ですので、そこまで大きな痛手にはなりません。
コンテナハウスの維持費用まとめ
以上、コンテナハウスの維持にかかる費用についてまとめてきました。コンテナハウスを建てるまでの費用は大きいですが、維持にもお金がかかりますので、維持費が毎年どれくらいかかるかも先に計算しておくといいと思います。