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コンテナハウス建築検討前に確認が必要なこと。概算見積もりにも必要な事項です。

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コンテナハウスを建てたいと思った時に確認すること

だいたいの金額を教えて欲しいというお問い合わせがありますが、建てたいものが決まっていない場合はお答えすることができません。300万円前後から数億、数十億円まで幅があります。

そしてコンテナハウスでは土地も重要です。海外からコンテナを輸送する必要があるためです。また、条件によってその土地には建てられない可能性もあります。

もちろん経験からだいたいの金額をお伝えすることは可能ですが、建築物が明確になるにつれ、数百万円ずれてしまうことも十分にあります。

コンテナハウスを建てたいと考えた時には以下に紹介することを確認しておくといいかと思います。

まずは建てたいものを決めてから

多くの方は最初に価格が気になると思います。「だいたいいくらか知りたいんだけど」と、こうしたお問い合わせは多いです。

コンテナハウスを考えた時、既存のコンテナを使って建てると考えている方は多いのですが、実際には建築用のコンテナを設計に合わせてひとつずつオリジナルで作っています。海上輸送も行えるコンテナとするため見た目は同じですが、それぞれがオリジナルです。

そのオリジナル建材を使った重量鉄骨造の一般的な建築物ですので、建てるものが明確になっていなければお見積もりを提示することは非常に難しいです。

まずは大まかなイメージでもかまいません。まずは予算と階数、広さ、部屋数、設備を決めましょう

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土地の情報を確認

次に土地の情報を確認します。例えばその敷地にコンテナを運ぶ経路が確保されてなければいけません。

次に敷地にコンテナが入らなければコンテナハウスを建築することはできません。

建蔽率、容積率も大切です。コンテナが土地に入っても、これらがクリアされていなければ建築できません。

合わせて都市計画区域か、防火地域か、電柱はあるか、上下水道はあるかを確認します。

土地の測量図などの資料があればこちらで確認できることもあります。

  • コンテナの搬入経路の確認(敷地前の道幅4m以上)
  • 建蔽率
  • 容積率
  • 都市計画区域内か外か
  • 防火地域か
  • 近くに電柱はあるか
  • コンテナ搬入側に電線が横切っていないか
  • 上下水道はあるか

ご予算の確保を考えておきましょう

最後まで進めて、最後の最後でローンが下りなかった…ということは少なくありません。しかし設計を行えば設計費などはかかってしまいます。

ローン申請やご予算の確保をあらかじめ目処を付けておくことはとても大切なことです。

また資金には十分な余裕を持っておきましょう。例えば建築自体に1,000万円だったとしても、地区の水道加入料で50万円かかったりと、建築以外にも多くのお金がかかります。

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ご予算に合わせた提案をします

ご予算とご希望は激しくズレている場合もあります。建築が初めての場合は仕方のないことです。

この時問題になるのが「この予算でなんとか作れないか」ということです。しかし既存のアイテムを販売するわけではないので、そうしたご提案は非常に難しいのが現状です。

そこでご予算をしっかり設定いただければ、その中でできる限り、いいもの、近いものを考える方向になります。

その中で折り合いを付けるか、諦めるかを決めていくことになります。

内装など非常に細かい見積もりは設計後。予算に余裕を持って

例えば机ひとついくらかというお見積もりまで出したい場合、例えばIKEAの机など既存のものであれば見積もりが出せますが、オリジナルのものはサイズなどを厳密に決める必要があります。サイズや設置方法が厳密に出ていない状態で職人や内装業者に確認しても、私達が教えてもらえる机の見積もりも概算になってしまいます

厳密なお見積もりが必要な場合にはそれに必要な設計も必要になりますので、設計契約を結んで頂く場合もございます。できる限り正しい金額を提示したいのですが、ご契約前にお話できることには限界があります。概算と実際がどの位離れる可能性があるかの予想(結局概算ではございますが…)をお話することはできますので、ご了承頂けたら幸いです。

こうしたことも踏まえ、お出しする見積もりはお風呂やキッチンなどの設備は最低限納得頂けそうなものでお出ししています。グレードアップしたい場合や、ご希望がある場合にはご予算があがりますので、資金には余裕を持っておくといいと思います。

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