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コンテナハウス マリンドア

コンテナハウスのドア(マリンドア)とは?機密性や防犯性などメリット・デメリット

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コンテナハウスについているコンテナらしい大きなドアのことを「マリンドア」といいます。重そうな大きなドアですが、メリットデメリットなどあるのでしょうか。

コンテナハウスのマリンドアについて

マリンドアとは

コンテナに付いているバーがついてガバッと開けることができる大きなドア。それがマリンドアです。

コンテナを運んでいる大型トラックの一番後ろについているドアですね。

コンテナは本来中に荷物を積載して世界中に運搬するために使われます。

コンテナは船に載っている時以外も大型トラックで牽引したり、クレーンで吊されて積み下ろしをします。

このためマリンドアはこれらの中身が飛び出ないように非常に重厚で頑丈な作りをしていて、かつ機密性が高くなるように作られています。

マリンドアのメリット

高い機密性

なによりも機密性が高いこと。閉めてしまえば大きな壁と同じになるほど密閉度高くなっています。

大型の明かり取りになり、開放感を演出

更に大型のドアで大開放することができ、手前にガラス戸などを設置すれば大型の明かり取りとしても使えます。

カフェなど飲食店では大型のマリンドアを開けて営業していたりして、お洒落さも演出できます。

防犯

防犯にも力を発揮します。大型で重厚な作りのマリンドアはそう簡単に壊せるものではありません。

これを利用して、カフェや民泊、別荘など人が常時住んでいない建物でも安心して開放部分を作ることができます。

例えば以下は山中湖に建設中の弊社CONTAINER WORKS(旧コンテナベース)の玄関。

常時出入りしないため、マリンドアの内側に玄関兼ドアを設置しています。

こうすることでコンテナハウス感を演出しながら、防犯としての役割も担うことができます。

なによりもコンテナらしい見た目

コンテナハウスを建てることのきっかけのひとつ、「見た目」!やはりこのコンテナハウスらしい見た目をもつマリンドアは装飾としても大きな意味を持っています。

マリンドアのデメリット

基本的に外から開閉するもの

マリンドアは外側にバーがついていますので、外側から開閉します。このため、部屋の内部から開けられないというデメリットがあります。

ドアが重たい

重厚感やしっかりした作り、大型であることと引換えに、重さがあります。片手でさっと開く扉とは違いますので、思ったより重い!という印象を受けるかもしれません。

基本的には外側に鍵が必要(内鍵を付けることも可能)

外から開けるものですので、基本的には外側に南京錠などの鍵を付ける必要があります。

ただし内側に内鍵を付けることもできますので、その場合は、外側の鍵をせずに、内鍵で開閉することができます。

コンテナワークス

日本の建築基準法に適合した建築用コンテナの企画・販売を行っています。コンテナハウスや建築業界にまつわる様々な情報を発信中。SNSのアカウントも是非フォローしてください!