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コンテナハウスに住むとは?家としての特徴

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コンテナハウスに住みたいというお問い合わせが増えています。多いときは1日に何件もいただくこともあり、コンテナハウスの「家」としての認知度の高まりを感じます。

建築基準法を満たしたコンテナハウスは重量鉄骨造の建造物であり、一般的な重量鉄骨造のマンションや住居と同等の性能の家として快適に住むことができます。

今回は、コンテナハウスの「家」としての特徴をご紹介し、住宅利用希望のお客様からのお問い合わせが多いポイントについて解説していきます。

コンテナハウスの「家」としての特徴

コンテナハウスの「家」としての特徴は次の通りです。

  • 一般的な重量鉄骨造と同等の住宅性能
  • 地震や台風などの自然災害にも強い耐久性
  • 老後や環境の変化があったときに移転しやすい

一般的な重量鉄骨造と同等の住宅性能

建築用コンテナを使用したコンテナハウスは重量鉄骨造の建築物。一般的な重量鉄骨造のマンションと同等の性能を持っています。木造建築では築30年経つと古くなったと感じる場合もありますが、コンテナハウスの場合は重量鉄骨造ですから、法定耐用年数も木造より長く、メンテナンス次第で50年、100年と使うことも可能です。

地震や台風などの自然災害にも強い耐久性

コンテナハウスは鉄の箱。もともとは海上輸送用に使われていたものなので、雨風などの過酷な環境にも耐えることができます。震度7に耐えることができ、上からの力には26.7トンも耐えられる構造です。

老後や環境の変化があったときに移転しやすい

何十年も同じ場所に住み続けることが大きなリスクとなっている昨今。分解して移動することができるコンテナハウスは、万一環境の変化があっても手放す必要がありません。老後はマイホームを手放して田舎で新たに家を建てるという人もいますが、コンテナハウスなら、必要な場所に移動して引き続き住んだり、子どもに譲ったりすることもできるのです。

コンテナハウスの住宅利用Q&A

コンテナハウスの住宅利用でお問い合わせが多いのは次のような内容です。

コンテナハウスって暑くないですか?

コンテナハウスは鉄の家というイメージから、夏は暑く冬は寒いという風に考えられがちです。ですが、正しい断熱処理を行えばコンテナハウスは快適な気温と湿度に保つことが可能。鉄の熱さや冷たさによって快適さが損なわれることはありません。

メンテナンスは必要ですか?

コンテナハウスは、長く快適に住むためのメンテナンスが必要です。一般的な住宅と同じように、シロアリ対策や外壁のメンテナンスを行うことで快適で美しい住居としてのコンテナハウスを維持できます。錆についてのお問い合わせをいただくことも多いです。コンテナハウスは鉄でできているので、錆に強い塗料を使うことでメンテナンスの頻度を減らすことが可能です。

コンテナハウスはバリアフリーにできますか?

「将来的に長く使える家にしたい」「老後の住まいとしてコンテナハウスを考えている」そんな方も多いのではないでしょうか。コンテナハウスは設計次第なので、バリアフリーを意識した設計にしたいという方はその旨をご相談ください。老後のためにミニマムな新しい家を作りたいという方にも、シンプルな間取りのコンテナハウスはぴったりです。

住まいとしてのコンテナハウスの魅力

ローコストで重量鉄骨の家に住むことができる

「価格が安いと思った」「海外のようなおしゃれなコンテナハウスを建てたい」コンテナハウスに興味を持った方の入り口のほとんどはこのどちらか、もしくは両方に該当します。地震大国の日本では海外のように中古コンテナを使用した安価なコンテナハウスは建築確認申請が通らなくなりました(一部地域で可能な場合あり)。

しかし「建築用コンテナ」を使用することで、海外のようなコンテナハウスの建築が可能となり、「おしゃれでローコストな建物」を建築することができるようになりました。ただし「安価」ではありません。木造建築と同じか高い程度の建築費用がかかります。海外のようなおしゃれな重量鉄骨としてはローコストな家です。

海でも山でも街にもマッチする遊び心にあふれた家

サーフィンが似合う海のそばに、キャンプやグランピングの似合う山の中に、人が溢れた都会の喧噪の中に、そのどれにもマッチすることができるコンテナハウス。遊び心にあふれた建物を自分の住まいにできる、そんな夢がコンテナハウスには詰まっています。

コンテナワークス

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