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コンテナハウスで防音スタジオをつくる
コンテナハウスで防音スタジオをつくれたら、と考える音楽や映画好きの方もいらっしゃいますよね。
楽器やシアターの大きな音は響くので防音でないとご近所トラブルに発展することもあります。
コンテナハウスは重量鉄骨なので通常の木造住宅に比べるともともと防音性は高いですが、今回はコンテナハウスで楽器演奏やシアター上映が可能なくらいの防音室をつくるために必要な価格相場やメリットデメリットなどをご紹介したいと思います。
【例】イギリスにあるコンテナハウスのミュージックボックス
記事:イギリスのトリニティブイワーフを視察。アーティストが集う港の街
まず実際にあるコンテナハウスの防音スタジオをご覧ください。
こちらはイギリスにあるコンテナを利用した音楽スタジオです。ボックス一つ一つが音楽スタジオになっています。
お洒落で個性的であることはもちろん、秘密基地や隠れ家のような雰囲気もあります。
記事:イギリスのトリニティブイワーフを視察。アーティストが集う港の街
コンテナの並べ方も斜めでお洒落ですが、一つ一つを見てもとても味があってかっこいいです。
コンテナハウスを防音スタジオにする方法
床
振動や音を緩和するカーペットを設置します。ドラムを使用される方は床の防音も大切になってきます。
壁
吸音材のパネル、遮音シートなどを内装の壁に使用することで音漏れを防ぎます。
窓
窓がある場合は、防音用の窓をあらかじめ取り付けたり、通常の窓の内側に防音のため窓をもう一枚取り付けたり、などの方法があります。
コンテナハウスの防音にかかる価格相場
木造住宅より安い
コンテナハウスはもともと木造住宅よりも防音性が高い重量鉄骨なので、防音の価格相場も木造より高くありません。
またリフォームのようにできあがっている物を交換したり上から貼り付けたりするわけではなく始めから取り付けられるので、リフォームよりも効率がよいです。
コンテナハウス防音スタジオのメリット
いつでも音が出せる
コンテナハウス防音スタジオの最大のメリットは、気兼ねなくいつでも大きな音を出せるという点です。
コンテナハウスの防音室をつくることで、いつでも自分が練習したい時に自由に使うことができます。
スタジオの料金がかからない
また音楽スタジオを長年ひとりで利用しているなら、自宅に防音スタジオをつくってしまった方が安上がりという方もいるかもしれません。
振動や音が伝わりにくい
さらにコンテナハウスで自宅とは別に防音スタジオを建てれば、リフォームで一室を防音室にするよりも振動や音が伝わりにくく、より防音性は高くなると言えます。
広い空間をつくりやすい
また自宅の一室をリフォームする場合、広さやドア、窓の位置などが決まってしまいますが、コンテナハウスを一から作れば、自分が思う設計で制作してもらうことが可能です。
コンテナハウス防音スタジオのデメリット
リフォームの方が安く済む
とにかく安く防音室をつくりたい!という方には、あまりコンテナハウスで防音スタジオを作る方法は向かないと思います。
実際、コンテナハウスで防音スタジオをつくるよりも一室をリフォームしたり部屋に置くタイプの市販の防音ボックスを利用した方が、コスト的には安く済みます。
コンテナを置く土地が必要
またコンテナハウスを建設する上でコンテナを置けるくらいの土地がなければ建設することができません。
固定資産税がかかる
さらにコンテナハウスをつくる場合、固定資産税がかかってしまう点もデメリットの一つ。建物が一つ増えるということなので、固定資産税の課税対象になってしまいます。
コンテナハウスの防音スタジオまとめ
以上コンテナハウスの防音スタジオについてまとめてみました。
コンテナハウスで防音の音楽スタジオとは、男性の夢を詰め込んだような使い方ですね。
そうですね。私自身音楽をしていたので、部屋で楽器を鳴らしたい時は困っていました。今回のコンテナハウスの記事を書いていて自分もコンテナハウスの防音スタジオがつくりたくなってしまいました!