目次
注文住宅にかかる総費用
注文住宅にかかる参考目安となる総費用を解説します。
土地購入費
土地代金+諸経費(土地代金×5%)
建設費
本体工事費+付帯工事費(本体工事費×20%)+諸経費(本体工事費×10%)
例えば、本体工事費が2,000万円の場合には、付帯工事費が20%の400万円程度、諸経費が10%の200万円程度で、合計2,600万円はかかると考えておくと良いでしょう。
それ以外にも、仮住まいの賃料や引越しが必要な場合もありますので計算しておきましょう。
以下に詳しく説明します。
土地購入にかかる費用
注文住宅の費用には、土地代、建設費の他に諸経費も必要になります。
- 土地の費用
- 土地の購入にかかる費用
- 土地代金
- 不動産業者の仲介料
- 契約書の印紙代
- 登録免許税
- 司法書士報酬
土地の購入には土地代金の他に諸経費が必要になります。仲介手数料など含めおよそ土地代金の5%と考えておきましょう。
仲介手数料がかからないケースは珍しい
諸経費のほとんどは仲介手数料が占めておりますが、不動産業者を通さず直接土地の売買をすることは難しいので必ずかかってしまう費用です。
土地契約段階で手付金が必要
契約の段階で手付金が必要になります。諸経費5%の他に手付金として土地代金の10%が必要になります。これは自己資金として必要なので土地購入時に用意しておく必要があります。
建設にかかる費用
- 建設費
- 建設費にかかる費用
- 本体工事費
- 付帯工事費
- 住宅ローン各種手数料
- 各種税金
- 保険料
- 家電、家具の費用
建設費には、大きく分けて本体工事費、付帯工事費、諸経費が必要です。
良く広告などに本体工事費〇〇万円とありますが、それ以外にも付帯工事費、諸経費が必要になりますので覚えておきましょう。
では本体工事費の他にいくらくらい必要になるのか説明していきます。
最低限の付帯工事費
まずは付帯工事費ですが、建設には建物本体の工事以外にも様々な工事が必要になってきます。
- 地盤の調査や土地によっては地盤改良
- ガス、水道を敷地内に引き込む工事
- エアコン工事
- 照明器具
- 外構工事
- 造園工事
上記にあげた付帯工事は最低限必要になってくる項目になるかと思います。
土地により費用が変わってきますが、付帯工事費は本体工事費の20%程度と考えておくと良いでしょう。
また、太陽光発電や蓄電池を設置する場合や、既存の建物がある場合は解体費など別途かかってくる費用があるので頭に入れておきましょう。
住宅ローンや保険、家具家電・カーテン等の購入費
諸経費ですが、住宅ローンの手数料や各種税金、火災保険、地震保険が必要になってきます。これらに家具家電・カーテン等の購入費も合わせて、諸経費は本体工事費の10%程度と考えておくと良いでしょう。