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ガラス工事とは?使用されるガラスの種類を解説!取付け手順についても

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ガラス工事とは

ガラス製品の取付け工事

ガラス工事とは建築物のガラスをはめ込んだり取り付けたりする工事です。

建築物でつくられた窓枠や構造躯体、外壁の一部として使われるガラスを取り付けていきます。

次からはガラス工事に使用されるガラスの種類についてご紹介します。

使用されるガラスの種類:板ガラス

まずは板ガラスの種類についていくつかご紹介します。板ガラスは様々な場面で幅広く使用されるガラスで、平らな板のような形状のガラスになります。

フロート板ガラス

様々な場面で使用されるフロート板ガラス。透明で模様などもついていないので、最も一般的なスタンダードガラスです。

型板ガラス

ガラスの片面に模様の加工を施されている型版ガラス。ガラスの片面に模様が入っているので、光は通しながら、ガラスの奥にあるものをぼやかしてみせたりすることができます。

網入り板ガラス

ガラスの中に網が斜め格子模様に入っている網入り板ガラス。火事などでガラスが割れても網が張ってあることによってガラス破片が飛びりにくくなるので、防火対策にも利用されています。

熱線吸収板ガラス

ガラスに金属を加え色を付けた熱線吸収板ガラス。日光からのエネルギーの30~40%を吸収するので冷房効果を高めたり、まぶしさの軽減をすることができます。

熱線反射ガラス

表面がミラー状になっていて30%位の光を遮ることができる熱線反射ガラス。板ガラスの表面に非常に薄い金属膜をコーティングすることでガラス越しのまぶしさや室温の上昇を軽減させることができます。

使用されるガラスの種類:加工ガラス

板ガラスに対して加工ガラスは、板ガラスに加工のを加えたガラスであり、耐久性などの機能性が非常に高くなっています。

倍強度ガラス

倍強度ガラスとは、通常の板ガラスに比べて風圧に対する強度を約2倍に高めているガラスです。

加工後に切断することができないため、あらかじめ指定の寸法に加工を行ってから加熱処理を行います。

強化ガラス

強化ガラスとは、強度を3~5倍に高めたガラスです。倍強度ガラスよりもさらに強度が増したガラスになります。

合わせガラス

合わせガラスとは2枚以上の板ガラスの間に特殊樹脂フィルムを挟み、加熱しながら圧力を加えくっつけたガラスです。1枚のガラスに比べて防犯・防音効果があります。

複層グラス

複層ガラスとは複数のガラスを使って、ガラス同士の隙間(中空層)を空けて構成されるガラスです。

ガラスとガラスの隙間である中空層には、ガスや乾燥空気が入ったり真空状態にしたりします。断熱効果が高く、隙間が大きければ大きいほど断熱製は高まります。

Low-E複層ガラス

複層ガラスよりさらに断熱効果が高いLow-E複層ガラス。複層ガラスと基本的に同じ構成ですが、Low-E複層ガラスの場合は、ガラスの中空層にあたる内面部分に特殊な金属コーティングがされています。

ガラス工事の取付け方法

ガラス工事が始まるまで

ガラス工事ではあらかじめ、

  • 指定の寸法や種類でガラス製品を製作
  • ガラス製品を現場に運び込む
  • 建具工事で金属製または木製の仕切り枠を施工

などを行ってからガラスをはめ込むガラス工事が始まります。

グリップ付きの吸盤でガラス取り付け

工事ではグリップがついた吸盤を取り付け、人の力または機械を使って慎重に取り付けます。

ガラスをはめこんだ時に建具枠の溝に埋まる部分の幅は、はめ込むガラスによって異なるため確認を行います。

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