コンテナを楽しむ

column

外構工事とは?工事終盤の屋外の施工

 / 

外構工事とは

建築物の外の工事

外構工事とは、建築物の本体ではなく屋外の敷地内の部分の工事を言います。外構とは建築物の周り全体を指す言葉です。

そのためこれまで建築物の工事だけを行ってきたところから外に広がり、敷地内にある門や塀、柵、庭、植物、物置、車庫などの工事も含まれていきます。

建築物の外の足場がとれてから

外構工事が始まるのは、建築物の外側にある足場などの解体が終わってからです。そのため外構工事は工事全体でみると、かなり後の方に行われる工事になります。

外構工事の内容

ではここからは外構工事で実際に行われる工事についてざっくり見ていきたいと思います。

屋外排水設備工事

屋外排水設備工事とは、建築物とつながった排水管を外の埋没している下水道管につなぐ工事です。

道路舗装工事

道路舗装工事は、敷地内の土がむき出しになっている部分を路面に施工していく工事で建築物と公共道路をつなぎます。

アスファルトやコンクリート、インターロッキングなどを使用して舗装を行っていきます。

道路塗装工事では下の土を舗装し塞いでいく作業になるので、工事を始める前に

  • ガス管、上下水道、電気などの設備の配管工事
  • 道路の基盤となる地盤の構成
  • 縁石のコンクリートブロックや道路脇の溝の仕様
  • 道路と敷地の高さの違い

などの項目について考慮して計画を立てます。

植栽工事

植栽工事とは外構に樹木などを植える場合に必要になる工事です。樹木を植えるために穴を掘るだけでなく、樹木が成長するように適した土の搬入なども行います。

他の工事との調整をとりながら進めていくことが大切です。樹木の種類によって植樹時期が制限されるので、工事が完成するまでに成長・定着させる必要があります。

屋上緑化工事

屋上緑化工事は、名前の通り建築物の屋上に植物を取り付ける工事になります。屋上緑化工事では、漏水対策と載荷制限対策を意識しなければなりません。

植える植物や管理についても考慮する必要があります。

屋外工作物工事

屋外工作物工事とは、門や塀、車庫、受水槽、浄化槽、自転車置き場など、人工的につくったものを屋外に設置する工事です。車庫は建築物本体に含まれることもあります。

敷地街にでないよう境界線を意識しなければなりません。

外構工事まとめ

編集長 松浦
以上、外構工事についてまとめました。
コンノ
外構工事は工事の終盤に行われる屋外の工事なんですね。
編集長 松浦
はい、できあがった建築物と外をつなぐ部分にもなりますし、建築物自体でなくても外観には大きな影響を与える大切な工事です。
コンテナワークス

日本の建築基準法に適合した建築用コンテナの企画・販売を行っています。コンテナハウスや建築業界にまつわる様々な情報を発信中。SNSのアカウントも是非フォローしてください!