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コンテナハウスのデメリット

コンテナハウスのデメリット総集編!後悔しないために知っておきたいこと

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ユニークでスタイリッシュな重量鉄骨造建築物のコンテナハウス。近年人気が高まっているコンテナハウスですが、他の建築物と同じようにメリットとデメリットが存在します。一風変わった建築物だからこそ「こんなはずじゃなかった」という後悔はしたくないですよね。
この記事では、コンテナハウスの購入で後悔しないためのデメリットと、よくあるコンテナハウスの誤解について解説していきます。

コンテナハウス購入で後悔しないための5つの注意点

  • 建築用のコンテナは格安ではない
  • 簡単には移動できない
  • 搬入経路の確保が必要
  • メンテナンスが必要
  • 固定資産税がかかる

建築用コンテナは格安ではない

よく耳にするのが、コンテナハウスは格安だという情報です。しかし、コンテナハウスが他の重量鉄骨造の建物に比べて大幅に安いというのは間違いです。

建築用コンテナが安いと言われる理由は、かつては海上輸送用のコンテナで作った中古のコンテナハウスが流通していたからです。海上輸送用のコンテナと建築用コンテナは、見た目はそっくりですが性能はまったくの別物です。中古コンテナを使って居住用のコンテナハウスを建てたとしても、現在は日本の厳しい建築基準法をクリアすることができないため、違法建築となってしまいます。

コンテナハウスは重量鉄骨造の建物なので、木造建築よりもやや高い費用相場となります。一般的な重量鉄骨と比べれば少し安価ですが、建築物として格安ということはありません。

また、格安の中古コンテナを後から建築基準法に適合させようとした場合、追加の施工費用を合わせた総額は結局新品の建築用コンテナと同じか、それよりも高くなることがほとんどです。

簡単には移動できない

コンテナハウスのメリットのひとつは移動できることですが、簡単に移動できるわけではありません。居住用のコンテナハウスを移動させるとなると、電気や水道、ガスなどのライフラインをすべて外して、コンテナ自体も分解、基礎も外して移動するという大がかりな工事になります。

いざとなれば移動することは可能ですが、トレーラーハウスのように簡単に移動できるわけではないことを知っておきましょう。

移動式のコンテナハウスをご希望のお客様に向けて、CONTAINER WORKSではトレーラータイプのコンテナハウスも取り扱いがございます。詳しくはお問い合わせくださいませ。

搬入経路の確保が必要

コンテナハウスは、工場で製造したコンテナハウスを現地に運び込んで建設します。この工程には現地での作業時間が大幅に短くて済むというメリットがあり、基礎のみの状態から最短即日でコンテナハウスを建てることも可能です。

一方で、コンテナハウスの設置場所にはコンテナを運び込むことができる搬入経路が確保されている必要があります。狭小地や設置場所までの道が細すぎる場合、また、電線や樹木などで搬入経路が狭められている場合はコンテナを運び込むことができない可能性が出てきます。

場所によってはクレーンを使って運び込んだり、分解したコンテナを現地で組み立てるというやり方もありますが、コストがかさむことを覚えておいてください。コンテナハウスを建てる際には設置場所の搬入経路の確認が重要です。

メンテナンスが必要

コンテナハウスは、他の建物と同じように長く快適に住むためのメンテナンスが必要です。具体的には「錆」「シロアリ」などの対策が必要になります。

このうち、シロアリはコンテナハウス以外の建物にも共通して言えることです。錆はコンテナハウス特有の経年変化ですが、正しいメンテナンスと場合によっては塗り直しを行うことで、ヴィンテージ感のある愛着が湧くコンテナハウスに育てていくことができます。

これらは、施工時にある程度予防することが可能です。 たとえば、錆やシロアリは、それぞれ「錆に強い塗料」「シロアリに強い断熱材」を使用することで、ある程度被害を抑えることが可能です。もちろんその分施工時のコストは上がってしまいますが、メンテナンスの手間や追加費用を考えると、施工時から良い材料を使うことが重要であるとCONTAINER WORKSは考えています。

重量鉄骨造の建物として固定資産税がかかる

コンテナハウスは移動できるという性質から「固定資産税がかからない」というイメージを持たれることがありますが、コンテナハウスは重量鉄骨造の建築物なので、普通の建物と同じように固定資産税がかかります。

また、住居として利用するための建築申請も必要になります。
コンテナハウスの施工の流れや費用感、必要な申請についてなど、気になる点はお気軽にお問い合わせくださいませ。

コンテナハウスについてのお問い合わせはこちら

コンテナハウスに関するよくある誤解

  • 鉄の家だから暑い
  • 天井が低い
  • 雨漏りする

コンテナハウスの断熱性能は一般的な住宅と同じ

コンテナハウスは鉄の家なので夏は暑く冬は寒いというイメージを持たれることがあります。ですが、鉄なのは外壁だけで、住宅用の断熱がされているので住宅の内部は一般的な住宅と同じように適温を保つことができます。

コンテナハウスの天井は低くない

コンテナハウスは天井が低いというイメージを持たれることがあります。しかし、コンテナは内寸高さが約2.4m、ハイキューブであれば2.6~2.7m位あります。ここに屋根断熱を入れるとやや下がりますが、ハイキューブコンテナを使えば一般住宅の天井とほとんど変わりません。

ハイキューブコンテナとハーフハイトコンテナの組み合わせ

弊社が施工運営を行っている「CONTAINER WORKS in 山中湖」では、ハイキューブコンテナの上にハーフハイトコンテナを重ねて、梁で繋げて吹き抜けを作っています。

CONTAINER WORKS in 山中湖のリビングは吹き抜けになっている

このように、工夫次第で吹き抜けやロフトスペースを生み出すことも可能なのです。

「コンテナが雨漏りする」は誤解!

コンテナはそのまま設置すると屋根部分に勾配がないため、水が溜まって雨漏りするのではないかと言われることがあります。しかし、建築用コンテナハウスのコンテナは工場でしっかり溶接しコーキング処理も行っているので、雨漏りすることはありません。

他の建築物にはないコンテナハウスの魅力

  • 重量鉄骨にしては安く、施工期間が短い
  • いざとなったら移設できる
  • カスタマイズや増築が可能

重量鉄骨にしては安く、施工期間が短い

コンテナハウスは格安ではありませんが、重量鉄骨造の他の建築物に比べれば安いです。また、工場で製造済のコンテナを現地に運んで施工するため、建設地での施工期間はとても短いです。

いざとなったら移設できる

コンテナハウスは簡単には移動できないという話をしましたが、いざとなったら移設が可能なことには違いありません。企業様の期間限定の商業施設や店舗利用、期間限定の空き地活用といった用途の場合には、はじめから移設を念頭に置いたサイズ、仕様のコンテナハウスのご提案も可能です。

カスタマイズや増築が可能

コンテナハウスは、メンテナンス次第で40年~50年以上持つと言われています。塗り直しや増築、経年変化などを通して、自分だけのお気に入りの秘密基地を育てていく楽しみがコンテナハウスにはあります。

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