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コンテナハウスにウォールアートがおすすめ?実例やメリット、注意点のまとめ

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近年注目されている、ウォールアート。メッセージ性があるものやインスタ映えで注目されている作品など様々です。

そんな中で、コンテナハウスにもウォールアートを描きたいという方がいるかもしれません。コンテナハウスとウォールアートは相性◎。特に飲食店や宿泊施設、ショップなど商業目的でコンテナハウスを考えている方は、話題性や集客効果なども期待できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

そもそもウォールアートとは

壁に施す芸術

ウォールアートとは壁にイラストを描くウォールペイントや、デザイン塗装、照明を使用した演出などの芸術を指します。

そのためウォールアートは壁に描かれた絵だけには留まりません。人や撮影ありきで完成するウォールアートもありますし、平面で収まらなくともウォールアートに変わりはありません。

ウォールアート流行のきっかけとなった「エンジェルウィング(天使の羽)」

ウォールアートの例としてわかりやすいのは、横浜の赤レンガで話題になった「エンジェルウィング(天使の羽)」のウォールアートです。

みなとみらいの商業施設のレンガに描かれた翼に自分を重ねて撮影することで、天使の羽が生えたように見せることができるアートです。

簡単なので友人同士やカップルで立ち寄った時にも手軽に楽しめる撮影スポットとなっています。

ウォールアートは無限!

他にも飛び出して見える、反対にへこんで見える、そこにあるはずのないものがあるように見える、あるものがないように見える、重力に逆らって見える、美しい照明で見え方が変わる、一緒に撮影したいと思うような目を引くようなものが描かれている、などトリックアートや規格外のようなアートなどウォールアートには無限の可能性があると言えます。

コンテナハウスにウォールアートを描くメリット

個性を出すことができる

コンテナハウスを使うことで、他とはひと味違った建築物をつくることができますが、ウォールアートをつかうとさらに個性は強く、より独自性の高い唯一無二の建築物をつくることができます。

こだわりのデザインやイラストを壁一面に施したり、壁の一部に遊び心のイラストを加えたりなど、利用の仕方も様々です。

雰囲気作りや印象付けに

また店舗やPRのためにコンテナハウスを利用される方にもおすすめです。大きなイラスト一つで店舗の印象はガラリと変えることができますし、インテリアや道具にこだわるよりも低いコストで簡単にお店の印象を操作することができます。

またインテリアや雑貨のような物を沢山使わないので、管理や掃除が楽になります。

インスタ世代の若者にアピール

さらにウォールアートやフォトジェニックな撮影を目的としてインスタ世代の若者にアピールしやすいという点もウォールアートがおすすめの理由の一つ

ウォールアートを利用したSNSを活用することで、流行に敏感な若者やメディアに注目してもらいやすくなります。宣伝効果もあるため、やりようによっては広告費の削減に繋がることも。

ウォールアートをコンテナハウスに描くには

プロや業者に依頼がおすすめ

クオリティの高さや話題性、商業的な目的をもってウォールアートを考えているなら、プロのイラストレーターや業者にお願いするのがおすすめです。

塗料や塗装方法などは、壁の材質や屋内か屋外かによって変わってきますし、ウォールアートは紙やタブレットに描くように何度も失敗できるものではないからです。

仕事として割り切ってもらえる分、こちらの希望や要望も伝えやすく修正もお願いしやすいと思います。

自分や知り合いに頼んで描いてもらう

また絵の上手い知り合いの方に描いてもらうという選択肢もあります。ただその際は軽い気持ちでお願いしない方が後悔はしません。

  • あらかじめその方が描いているイラストのテイストを見せてもらう
  • 希望のイラストに似たものを探しておく
  • イラストや塗料について話を聞いたり自分自身でも知識を身につける
  • 自分のイメージやどんなイラストにしてほしいか決まっているところはすべて先に伝える

あまり決まりや希望がないと相手もこまってしまいますし、自分の作品と違いすぎるテイストの絵は描けない可能性もあります。

知り合いですから関係を悪くしないようにするためにも、正式にお願いする前に確認や希望を伝えることは忘れてはいけません。

自分でウォールアートを描くなら

イメージや希望は叶えやすい

自分でウォールアートを描く場合、自分自身の希望やイメージをそのまま表せるので、てっとり早いかもしれません。

しかしすべて自分の責任になってしまうので、あらかじめ塗料や塗装方法、イラストの下書きや乾燥、メンテナンスまですべて調べあげて、準備もしっかり行いましょう。

構図やイメージなどを伝えて描いてもらう

もしそこまでイメージが決まっているのであれば、紙に構図やレイアウト、ざっくりとしたラフのような物を描いて、イメージに合うテイストのイラストを探しておき、プロや業者に描いてもらう方が実現できる可能性は高くなると思います。

コンテナハウスにウォールアートを描く時の注意点

でこぼこで描きにくい

コンテナハウスの外観にウォールアートをする場合、絵が上手い人やイラストレーターでも初めてだと苦労する可能性が高いです。

というのも、コンテナハウスに仕様される壁材は、スチールで波板のように平面ではないことが多いからです。蛇腹や波のように凸凹しているので、平面に描くのとは訳が違ってきます。

内観であれば平面の部分も多いと思うので外観ほどではないかと思いますが、外観の難易度はかなり高いと言えます。

コンテナハウスにウォールアートを描く時のまとめ

以上、コンテナハウスにウォールアートを施す際の方法や注意点などをまとめてきました。

ウォールアートまとめ
  • コンテナハウスにウォールアートは個性を出したり集客力を上げたりなどの効果からおすすめ
  • ウォールアートはプロや業者に任せるのがおすすめ
  • 自分でもイメージをして知識をつけることが大切

ウォールアートの経験がすでにある方や、壁に印刷した状態で取り付けるなどの方法もありますので、まずは業者やプロで見積もりを出してもらったりするところから始めるといいのではないでしょうか。

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