四国・愛媛県宇和島市。住宅街の一角に、ひときわ目を引くブラックのコンテナハウスが完成しました。最寄り駅はJR宇和島駅。周囲は穏やかな住宅地でありながら、その一角に“暮らしの中の非日常”を体現する空間が生まれました。
※この事例は、コンテナワークスの代理店である岡野工務店による施工物件です。
■ コンセプト:暮らしに『非日常』と『遊び心』を

このコンテナハウスのテーマは、「暮らしの中に非日常と遊び心を」。
素材にはインダストリアルな質感を感じさせるレンガやガルバリウム鋼板を採用しながら、タイルデッキを備えた中庭を中心にリゾートのような開放感を演出しています。
昼は子どもたちが走り回るプレイエリア、夜は大人がくつろぐラウンジやリゾートバーとして、時間帯や気分に応じて表情を変える、多目的な空間が広がっています。
■ 外観・カラーリング:迫力のブラック×40ftサイズ

建物は40フィートサイズの大型コンテナを使用。重厚感のあるブラックカラーが、住宅地の中でも圧倒的な存在感を放ちます。施工期間は約3カ月。スピード感とデザイン性を両立できるのも、コンテナハウスの大きな魅力です。
タイルデッキを介して屋外ともつながり、屋内外の境界がゆるやかにデザインされています。
■ 内装のこだわり:素材と光で魅せる空間演出

内装は、レンガ壁やガルバリウム鋼板の質感を活かしたインダストリアルテイスト。さらに、照明計画にも工夫を凝らし、昼と夜で異なる空間の表情を楽しめるようデザインされています。
また、室内には造作の鉄板テーブルやネオンサインなど、“遊び心”を感じるアイテムを多数配置。住宅でありながら、どこか“秘密基地”や“隠れ家バー”のような雰囲気を味わえる、オリジナリティあふれる仕上がりとなっています。