活用事例

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CONTAINER WROKS IN YAMANAKAKO

コンテナハウスの個性を生かした宿泊施設「CONTAINER WORKS in 山中湖」

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山中湖にある完全貸切の宿泊施設「CONTAINER WORKS in 山中湖」。こちらは弊社が企画から設計、施工、運営まですべて自社内で行っている、CONTAINER WORKSの代名詞ともいえる施設です。今回は、この建物をコンテナハウスで作る宿泊施設の施工事例としてご紹介いたします。

なお、こちらの施設は当社のモデルルームとしても稼働しております。コンテナハウスにご興味がおありで見学を希望される場合は、無料でご覧いただけますのでお問い合わせください。

Youtubeでも解説しておりますので是非ご覧くださいませ。

施設概要

「CONTAINER WORKS in 山中湖」は、10名前後の利用を想定したコンテナハウスの宿泊施設です。3000㎡の敷地には、リビングやキッチン、ロフトなどの主要な機能がある本館と、2段ベッドがあり様々な使い方ができる管理棟がございます。

ユニークな構造が魅力の「CONTAINER WORKS in 山中湖」本館

本館の使用コンテナは「20FTコンテナ2台」と「1台の20FTコンテナを半分の高さで2個に分割したもの」です。20FTコンテナの上に分割したコンテナを積み重ねたセットを2つ作り、それぞれを梁で繋いで真ん中に空間を作り出しました。

梁を繋げて作った吹き抜けのリビング

コンテナハウスは規格があり、天井も低いイメージがありますが、ハーフハイトコンテナを組み合わせることで吹き抜けも作ることができます。

コンテナ台数20FTHCコンテナ:2台
20FTHCハーフハイトコンテナ:2台
40FTHCコンテナ:1台
平米数メイン棟:約40平米
サブ棟:約30平米
メイン棟構成玄関、リビング、ロフト、キッチン、トイレ(男女別)、ユニットバス、ウッドデッキ、屋上デッキ
メイン棟設備水回り各種、空調設備、薪ストーブ、シーリングファン
「CONTAINER WORKS in 山中湖」本館の使用コンテナ

玄関部の解説

「CONTAINER WORKS in 山中湖」の自慢のひとつが、おしゃれなマリンドアです。マリンドアを開けていただくと玄関ポーチ、さらにその中に玄関ドアが設けてあります。このように二重の玄関にすることで庇の必要がなく、雨にも当たらないようになっています。

マリンドアのデザイン

玄関、装飾として使用する弊社のマリンドアは完全オリジナルで製作しています。金具部分(施錠する金具)を1本にしたり、開口部を設け窓にしたり、お好みにカスタマイズすることが可能です。お客様のご要望に応じてオリジナルのマリンドアを製作いたします。

リビングルームの解説

コンテナハウスの宿泊施設「CONTAINER WORKS in 山中湖」のリビング

玄関から入ってすぐリビングルームになります。両サイドに20FTコンテナを2台と、その上に20FTコンテナを半分にしたハーフハイトコンテナを配置しています。

鉄と木を使った、安心感のある空間

コンテナ自体は無骨でクールな印象がありますが、木材や植物など温かみのある素材と組み合わせるとお互いを引き立てあい、アウトドア感のある魅力的な空間が作り出せます。内装も、むき出しの鉄骨と木材を組み合わせて鉄骨なのに温かみのある空間を演出しました。

20FTの間の部分は、コンテナではなく梁で構造を持たせております。工場で壁だけ製作して、現地で施工しています。

開放感を演出する天井高と開口部

ハーフハイトコンテナを配置することで、天井高4メートルを確保できています。より開放感を出すために上部にも開口部を設けています。両サイドにも窓を設け、風の通りを良くし、より自然と調和するような計画にしています。

リビングの中心には薪ストーブを

気の置けない友人や仲間、家族と明るい団らんのひとときを過ごしていただきたいという想いから、リビングの中心には薪ストーブを設置しました。設置箇所はアクセントをつけるため、また、かなり熱を持つため、危険性を下げるために少し高くしています。

あえて無垢材を使用したフローリング

フローリングには無垢材を採用。使い込むことで味が出て愛着が湧いてきます。

サッシは既製品ではなく造作で

「CONTAINER WORKS in 山中湖」は山々に囲まれ、目の前には川が流れている自然豊かな場所にあります。晴れた日の日当たりは非常に良いです。この環境を最大限に活かしたい思いと、施設内部も暖かみを感じれる空間にしたい思いから、サッシは既製品ではなく造作で製作しました。木材を使用しガラス面を大きくとれるようにしています。

ロフト・階段

ハーフハイトコンテナはロフトとして使用しており、アクセスするために階段と踊り場を設けています。踊り場は大きめに作り、本棚を置いて読書スペースとして使用しています。階段自体は、工場で製作し20FTコンテナの中に入れて輸送してきており、輸送コストを下げています。

水回り部分

20FT部分にキッチン、トイレ(男女別)、ユニットバスをまとめています。理由としては、配管のメンテナンスをしやすくするためです。また、仮に移設が必要になった際、配管をまとめておくことでコストを抑えることが可能になります。

キッチン、トイレ、ユニットバスは、弊社の場合どのメーカーでも対応可能です。ご要望があればおっしゃっていただければと思います。

ウッドデッキスペース

BBQなど楽しんでいただけるウッドデッキ部分です。コンテナハウスの無骨さのイメージを保ちつつ、暖かみを感じれる建物にしたいので、ウッドデッキを設けました。施設は建ててから3年程度経ちましたが、デッキ材もメンテナンスしていけばきれいな状態を保てます。

屋上デッキ

屋上デッキに上ると、富士山を見渡すことができます。晴れた日には満天の星空が見えることも。ご要望の多い屋上デッキですが、手すりや階段などは40FTコンテナに入れて輸送してきて現地で施工しています。

雨漏り対策

雨漏りについて、ご心配される声が問い合わせで多くあります。当施設は、20FTコンテナの間を繋ぐように屋根をかけております。住宅同様の作りで勾配もあるため、雨漏りの心配はありません。

コンテナ側の屋根に関しても、弊社は1からコンテナを製作しており、屋根の勾配もつくっているため、雨が貯まる心配はないです。

40FTコンテナ1台使用した別棟の解説

道路に面した位置に設置した40FTです。メインになる方のコンテナハウスが敷地奥の方にあるため、この40FTを看板の役割を持たせるために、道路に面した位置にしております。敷地自体が道路よりも一段下がっているので、鉄骨で構造を持たせて浮かせています。

サイズ約w2.438×L12.192×H2.896の40フィートコンテナ。内装は弊社スタッフがDIYで行った所も多数あります。コンテナハウスの内装は、通常住宅と変わらない工法で行えます。自分たちで好みの内装を作り上げるのも楽しみの一つです。2段ベッドが左右に2個づつ、合計8人までは寝泊まり出来ます。

合宿や子供部屋、ベッドルームにも最適なサイズ

40FTは長さが12m、幅が2.4mです。コンテナは高さが取れないという印象はあるかと思いますが、このコンテナはハイキューブコンテナを使用しており、高さは約2.4m確保しています。

広さは約30平米とれているので、当施設では2段ベットを両サイドに2台づつ。合計4台おいてます。

40FTで30平米なので、水回りを片方によせ、片方には部屋を設けてワンルームのようにもできます。また、例えば飲食店や、美容室も1~2人で経営するの出れば丁度いい広さだと思います。

広めのワンルームのような内装

コンテナハウスの40ftのイメージ
コンテナハウスの40ftのイメージ

室内真ん中にテレビや冷蔵庫など、ちょっとしたキッズスペースとしても活用できます。さらに、ウッドデッキも完備しています。

ここまでyoutubeの解説をもとに「CONTAINER WORKS in 山中湖」の紹介をさせていただきました。こちらの施設には色々な想いがこめられており、所々にコンセプトが散りばめられています。

CONTAINER WORKSは、お客様のご要望を叶えることはもちろん「コンテナハウスで作ること」に意味を感じてもらいたいので、コンセプトから提案させていただくことが多いです。

これから、宿泊施設はもちろん住居用にコンテナハウスを検討されている方は、ぜひお問い合わせください。当施設は住宅展示場としても兼ねているので、内見も希望ございましたらお気軽にご連絡ください。

コンテナワークス

日本の建築基準法に適合した建築用コンテナの企画・販売を行っています。コンテナハウスや建築業界にまつわる様々な情報を発信中。SNSのアカウントも是非フォローしてください!